愛犬には癒される・・・でも時々、ストレスにも?
2014.06.06
サンフランシスコでキャリアコーチ・パーソナルコーチをしているマーティー・ネムコ氏(教育心理学博士)が、愛犬アインシュタイン(テリアとプードルのミックス犬)との関係を綴ったコラムの要約です。
アインシュタインという名前とはうらはらに「おばか」だけどこの上なく愛らしい、とか。
犬は私たちの気持ちを落ち着かせ、犬を飼っていると寿命が長引くなどと言われていますが・・・どんな犬でもひとつやふたつ、飼い主さんを困らせる問題があるものです。ネムコ氏の気持ちには、全ての飼い主さんが共感できるのでは?
愛犬は精神安定剤、それともストレスのもと?
私にはたくさん心配事があります。歳をとっていく・・・クライアントの十分な助けになっていないのではないか・・・良い夫だろうか・・・・
人によっては精神安定剤を服用かもしれません。でも私は、かわいいミックス犬、アインシュタインが気持ちを和らげてくれるのです。
大きな心配ごとがあっても、アインシュタインと床に転がって犬を撫でるだけで気持ちは晴れます。
毎朝の散歩では、たとえ「真面目」な私でも、アインシュタインが犬友達と「あそこ」を嗅ぎ合って挨拶する姿には笑顔が浮かびます。
もっと嬉しいのは、すれ違い様に子供が「わんわん!」とアインシュタインを指差すとき。アインシュタインは子供が大好きなので、私はたいてい「なでる?」と聞きます。子供が恥ずかしがってお母さんにすがりつく時は、「ほら、大丈夫」と自分で撫でて、子供の手をとって撫でさせたりもするのです。
アインシュタインと子供と私・・・それが私の最大のストレス解消なのですが、アインシュタインのせいで頭に血が上ることもあることも同じくらいあるのは間違いありません。
疲れきっている私がやっと深い眠りに入ったとき、愛しいアインシュタインは突然「外で怪しい音がした!」と吠えるのです。多分、たかがリスなのに。「大丈夫、何でもないよ」と一言声をかければ、アインシュタインはまたあっという間に熟睡してしまいますが、私の方は、再度眠りにつくために、それから20分もヨガの呼吸法を行なうはめに。
私がアインシュタインのストレスの原因になることもあります。私は、犬を常にぴったり自分の真横を歩かせる必要はないと思っているので、自由に歩いているアインシュタインは臭いをかぎたい他の犬のウンチを見つけるたびに急に引っぱり、リードに締め付けれるはめになるのです。
時々、トイレの失敗もあります。アインシュタインが自分で庭に出てトイレをできるように地下室は犬用の小さなドアがあるのですが、たまにそのコンクリートの床に茶色いものがあり、部屋が臭気で充満しています。アインシュタインはきちんとしつけられているのではありますが、どうやら前の飼い主が、コンクリートの上で排泄させていたらしいのです。
でも、どんな愛にも良いことと悪いことはつきもの。たとえストレスの方が多くても、一緒に過ごす良い時間の方がそれを帳消しにしてしまうのです。何と言ってもアインシュタインは、私が選んだ犬ですから。
出所:
My Doggie, My Xanax. The power of a dog to reduce stress…and increase it.
Published on May 29, 2014 by Marty Nemko, Ph.D. in How To Do Life