子犬のしつけ
▶️ トイレのしつけ
子犬を迎えてまず気がかりなのは、トイレのしつけでしょう。子犬は、2〜4カ月くらいまではトイレの回数も多いので、トイレトレーニングの絶好のチャンス。集中してトレーニングができます。
▶️ 甘噛み
成犬になって噛まない犬にするには、生後5カ月までに噛む力をコントロールすることを教えなければなりません。
▶️ 社会化
・犬、人、騒音・・・いろいろなことに慣らしましょう
・体のどこでもさわれる犬にしましょう。
・予防接種が終わる前から抱っこしてでもお散歩を始めましょう
・落ち着いた犬に育てる(オンとオフを教える)
▶️ その他
・拾い食いをしない(食糞を防ぐ、公園でゴミを口にしない、オモチャを取られまいと威嚇しない
・「ちょうだい」などを教える
子犬の成長はとても早く、あっという間に重要な時期が過ぎてしまいます。予防接種がすべて終わる前からできることはたくさんあるどころか、5カ月までにやっておかないと手遅れになることもあります。
愛犬が大人になってから問題行動に発展しないようにするには、早すぎるトレーニングということはありません。初めから良い習慣を覚えるように環境をととのえ、落ち着いた犬に育てましょう。
初期のしつけで足りなかった部分や上手くいかなかった部分は、6カ月〜1年くらいの時期に表面化することが多いです。この時期に対応すれば、後に大きな問題に発展する前に防げます。気になることがあったら「様子を見よう」と先延ばしにせず早めに対応してください。