飛び降りないで階段使ってね!を教える方法(動画)
2015.05.27
まず大事なのは、自分の犬に階段の幅や高さが合っているかということ。
もともと活発な犬や運動能力の高い犬で足腰が痛くなければ、飛び乗ったり飛び降りる方がラクなのですから、使いづらい階段をあえて使いはしません。
「階段使ってね」と教えるには、「階段を使った方が楽チン!」と思ってもらいたいので、使い勝手が良いことが大事なのです。
「新しい階段」を犬が初めて上り下りするとき、3通りの体験が考えられます。
①昔のくせでそのまま飛び乗る
②確実に1歩目を踏む体験をする
③自然に何度も上り下りするうちに犬が自分で1歩1歩上り下りする方が楽だ、と学ぶ
…歩幅と階段の幅が合っていて、何らかのきっかけがあれば、どれでも犬は学ぶでしょう。
でも、本当に足腰を痛めている犬ならば、1回目から確実に「正しく」上り下りしてもらいたいですよね。
どうするかというと…階段の一番上か一番下ではオヤツをあげないで途中の段であげます。特に1段目に乗っているときに何度もオヤツをあげていると、そこで止まるようになる、これが重要なポイントです!
もちろんオヤツを使わなくても学びますよ。また、慣れないものに慎重な犬もいます。この類の「トレーニング」は、1、2回練習して自然に任せてください。
カテゴリー: しつけのコツ「犬はどう学ぶのか」 生活の質・健康管理
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