ホメオパシーでついに歯石付着と歯肉炎が治った!(上)

2016.04.07

ずっと困っていたのが、我が家の7歳のトイプードル。

歯医者さんが専門の動物病院を見つけ、無麻酔で歯石を取ってもらうために何度か通いました。

過剰に麻酔をかけることは回避でき、また、ひどい歯肉炎も良くなったけど、頻繁に歯石取りに通わなければどんどん歯肉が侵食されていく、と言われガックリ。

口も歯も小さく、どんな小さな歯ブラシでも一番奥の歯のその奥までは届きません。毎日歯磨きしたから、今回は綺麗なはず!と自信満々(?)で病院に連れて行ったら、やっぱりダメ。黒ずんでしまっていました。たった2か月で。

男性の獣医さんからは「私の指が届くのだから、届かないはずはありません」と厳しいお言葉をいただきましたが、病院では看護師さんが犬を抑えている。同じ条件ではないですよ。

「3か月ごとの通院ではまた歯周ポケットにばい菌が入ってどんどん歯肉ポケットが広がってしまうので、2か月に一回歯のお掃除が必要ですね」

そんな!

これだけ磨いていてもちょっとしたことで炎症が起き、一度そうなると治らないって、なんか根本的におかしいんじゃない?

と思い、「ホメオパシー」という代替医療を試してみることにしました。

ホメオパシーは「同種療法」(毒ヘビに噛まれたら、その毒から作ったワクチンで治す、ようなもの)というもので、ヨーロッパでやインドでは一つの医療分野として広く認知されています。発祥の国ドイツではもちろんの事、イギリス王室にはかかりつけのホメオパス(ホメオパシー医)がいたり。アメリカ在住中は、近所のオーガニックスーパーで買っていました。

日本ではそうはいかず、まだまだ認知度が低いのですが、去年、ホメオパスの資格を持っているドッグトレーナーの方と知り合いになりました。

ここ16年ほどホメオパシーは時々使ってきましたが、これまでセるフケアで使っていただけで、ちゃんと診断してもらうのは今回初めてです。

生まれてから7年間の病気や薬、怪我などの履歴などを詳細に記入し、状態を診てもらい、症状に応じたレメディーを処方してもらいました。

すると、1週間もすると、口が臭くなくなり、歯磨きをしても出血しない!

それまでは、ちょっとでも歯ブラシが強めに当たると出血し痛いと嫌がるので、非常に気を使い、歯磨きにとても時間がかかっていたのです。

さらに、明らかに元気になりました。

約3年前にアメリカから帰国するまでは、公園で思う存分リスを追いかけて遊んでいたのですが、最近は、たまにたまに鳩を追いかけるくらいでした。それも1回のみ。

「リスじゃないし、もういい大人だからなのかな、もともと若年寄みたいな犬だし」と思っていたのです。

それが、1週間したら、何度も、そしてより遠くまで鳩を追いかけて、すごく嬉しそうだったし、ちょっと走るときの体の動きも機敏になったのです。

レメティーを摂り始めてから1カ月を過ぎた今、歯ブラシをガシガシ動かしても大丈夫になり、多少出血しても痛くないようで、我慢してくれるようになりました。

もちろん相変わらず歯磨きは大嫌いですけれど、昨日はここ数年断念していた歯石取りまでさせてくれました!(続く)