生徒さんの声:BATのレッスン後、大型犬の反応が変わった!

2015.08.15

しばらく前のことですが、BAT(ビヘイビア・アジャストメント・トレーニング)のレッスンを受けてくださった、ある大型牧羊犬の飼い主さんと話をする機会がありました。

その方はこれまでもしつけ教室やそれ以外のトレーニングを続けてこられていて、その中のひとつとしてBATを受けてくださいました。

たった1回のレッスンだったのですが、犬だけでなく、飼い主さん本人にも大きな変化が起きたそうです。

 

・見知らぬ犬が歩いてくると吠えてリードを引っ張っていた犬が、犬を見つけると自分から避けるようになった

・その姿を見て、飼い主さんは以前より落ち着いて犬に対応を任せられることが増えた

・リードの持ち方ひとつで犬が落ち着くことを実感した

 

体重が数キロしかない超小型犬が大暴れしても飼い主さんがつまづいたりしない限り、犬に引きづられて倒れたり、犬の力に負けて他の犬や人に飛びかかってしまうことはほとんどあり得ませんが、中大型犬はそのようなリスクが高く、犬をがんじがらめにしてお散歩するようになってしまうケースも多いです。

そのような状態で犬は、身動きがとれなくなり、ますます激しく暴れるようになっていきます。

でも、リードをゆるめても大丈夫、だという成功体験で飼い主さんが緊張をゆるめられるようになり、リラックスできるとより視界が開け、より多くの犬の様子が「見える」ようになってくるのです。

犬が自分で何かを学んだことの意義は計りしてなく、また、飼い主さんの目が開けることと相乗効果が起きるのだと思います。

 

 

カテゴリー: 散歩 吠える 吠える犬のトレーニング方法

 

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