ドッグカフェに行こう!まずは家でリハーサル(動画)
2015.01.17
人間の食事中に、人間の食べ物を欲しがらないでおとなしく待っていられるようにするには、「マット」が便利です。
「マット」は、毛布でもドッグベッドでも、タオルでも、まずは犬が居心地よく寝そべることができるものなら何でもオッケーです。
子犬を飼い始めたとき「フランスでは犬も入れるレストランが多く、犬はテーブルの下で伏せて待っている」と本で読みました。フランスに住んでいたスェーデン人の友人からフランスの犬のトレーニング事情を聞いてからはそれについてはちょっと疑問を持つようになりましたが(北欧の犬のトレーニングはレベルが高いです)、それはともかく1匹目は、自分の食事中に走り回って欲しくなかったし、「ドッグカフェに行っても困らないように」と思って、人間の食事中はテーブルの下にいるようにしつけたのです。
左の白い犬はそのようにしつけたのですが、右のシルバーの子は、特にしつけていません。もともと落ち着いた犬だったので、私がテーブルに座るとその側で待っていました。そのため特に場所までは指定しなかったのですが、体高がたった25センチしかないのに、不思議とテーブルの上にあるものが「見えてしまう」ようです。
愛犬にジッ見つめられたら「あげたくなってしまう」という人は少なくないでしょう。そういう人でも、犬がテーブルの下にいれば、見ないですみます(笑)
一番手間をかけずに教えるにはこの方法がおすすめ!
テーブルの足にリードでつなぐので、犬はそのうち居心地の良い場所で“休憩”モードに入ります。活発な犬や子犬の場合は、始めのうちは特に、お散歩の後や遊んだ後の眠くなりやすいタイミングを狙うか、コングなどをあげておくといいでしょう。
食事のたびに練習すれば、そのうちリードでつながなくても良くなるでしょう。
お気に入りの毛布を持ち歩いてもいいですが、マットらしきものを敷いてあげるだけでもわかってくれるようになります。
人の家でも応用できます。(次回は「マット」の意外なメリット、についての予定です)