いい子なんかじゃいられないっ!
2014.10.31
どんな犬を、どんなに一生懸命しつけても、いい子ではいられないことがあります。
それは、「基本的な欲求」が満たされていない時。
基本的な欲求とは・・・
・食べ物と水
・安心して休める寝床
・寒すぎず暑すぎない温度環境
などがまず挙げられますが、忘れてはいけないのが「エクササイズ」です。
どんなに良いものを食べさせてもらっていても、どんなに高級なドッグベッドに寝ていても、どんなに撫でてもらってかわいがってもらっていても、犬には散歩が必要です。
特に、まだ若い犬、好奇心旺盛の犬、活発な犬の場合、十分な散歩が確保されないと、どんなにトレーニングをしても家の中でいたずらしたり、過剰に吠えたりしてもおかしくありません。
「退屈しているから」家の中を探検に行き、あなたの大事な靴=オモチャ、を見つけたんです。
「暇だから」外を人が通るたびに吠えるんです。
エネルギーが有り余っているから、あなたがかまってあげないと、いたずらするんです。家の中で落ち着きがないんです。
基本的には、朝と夕方の2回はお散歩に行きましょう。
できれば各30分以上。どちらかは1時間くらい十分に時間をとってあげたいものです。
共働きの家庭でも犬を飼う人が多くなりましたが、出勤前にお散歩してあげた方が、日中ひとりでいる時間にゆっくり昼寝をしていてくれるはずです。
各家庭、いろいろな事情があるかとは思いますが、犬を飼うには責任があります。お散歩に行って、知的好奇心と身体的な運動をする機会をあげてください。
Tired Dog is a Good Dog.
疲れた犬はいい子でいられる、という意味です。