早く気付くことの大切さ:犬の失明を防ぐ「眼圧検査」
2015.05.21
うちの犬は今年1月に10歳になりました。
これまで特に大きな健康問題もなく、ほとんど獣医しらずだったのですが、10歳になったとたんに、「なんか微妙におかしい」ということがあり、気になっていました。
そして健康診断に行ったところ、目と足に不調が見つかりました。
目に関しては、多分これでも早期発見だったようです。じわじわと蓄積されてきていたので、獣医さんでもなかなか気がつかないだろう、と。そうなんです、何か目がおかしい、と何度か病院に連れて行ったり、健康診断の時に獣医さんにも聞いたりしてたのですから。
以前、涙の量と肛門線が関係している、という話を書きましたが、なんと「吠え」と目の病気も関係があるんだそうです!
特に小型犬の中には、ワンワンとよく吠える犬は、その衝撃で目の内部に炎症が起き、それが原因で緑内障になってしまうこともあるんだとか。
また、よく飛んだり跳ねたりする犬(トイプードルに飛んだり跳ねたりするな、というのは難しいですよねぇ・・・)は、その衝撃で目がやられてしまう・・・
うちの犬は、長年のボール遊びの結果、瞳孔が開いたまま閉じなくなってしまいました!虹彩萎縮という症状です。今は生活に大きな支障となるほどではないのですが、これを気づかずに放置すると緑内障になって失明してしまうのだそうです。早く気づいて良かった!
プードルに持ってこいをするな、なんて無理ですよね。3度の飯の次にボール遊びが大好きでしたから。
眼科専門の獣医さんに診てもらったのですが、目に炎症が起きて48時間以内に処置をすれば失明を防げるのに、多くの場合、手おくれになってしまうのだとか。その鍵を握るのは「眼圧」の検査です。
今後、紫外線対策が重要だそうです。ここで緑内障について詳しいことは書きませんが、もし愛犬(特に老犬)の目の異常に気がついたら、「眼圧」検査をお願いしましょう!近所のかかりつけの獣医さんがみな、眼圧測定器を持っているとは限らないそうですから、何かのついでに獣医さんのところに行ったら聞いておいた方がいいかもしれません!
普段の眼圧を知っていれば、異常の程度はすぐわかりますからね!
そして、7歳からシニア犬と言うようですが、定期検診は、血液検査だけでなく目の検査も含まれるといいかもね。
嫌がって動かなくなったり、歩きながら取ろうとしていました。せっかく少し慣れたところだったけど、目の周りを圧迫して涙が増えてしまい、ダメでした。それでも夫が諦めずに別のサングラスをご購入。ひとまわり大きいので、涙が出ることはありません。朝のトイレ散歩の時の必須アイテムになりました。
カテゴリー: 生活の質・健康管理
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