ホリスティック獣医 涙やけと肛門腺の関係
2014.07.09
アメリカ在住中の話です。
うちのワンコたちは“ホリスティック獣医”と呼ばれる動物病院に通っていました。
ここでは一般的な獣医学とさまざまな代替医療や民間療法を組み合わせていて、なるべく動物の体の負担を少なくするように考えていました。
例えば、手術後にレイキをしてくれたり、狂犬病の予防接種の副作用を軽減するためにホメオパシーの“くすり”を処方してくれたり、犬のカイロプラクティックなども行っていました。
その中で予想外だったのは、涙やけの原因でした。
現在、9歳半の白いトイプードルですが、もともとまったく涙やけがありません。ところが一時期、涙が多く、涙焼けがひどかったことがありました。
その時、獣医さんが肛門腺を絞ったところ、大量にたまっていました。私があまり上手にできていなかったようでした。
そしてお尻がすっきりしたら、涙やけはけろっと治まったのです。
先生いわく、「クラニオセイクラルって知ってる?」
クラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)とは、頭蓋骨のゆがみを調整して体全体の調子を整えるホリスティック医療のひとつ。施術者が触るのは頭蓋骨だけですが、脳脊髄液は、頭蓋骨ー脊椎ー仙骨を流れているので全体が整うというものです。
「頭蓋骨と仙骨までつながっているから、頭蓋骨をいじるだけで仙骨まで治るでしょ?それと似ていて、肛門腺と涙もつながっているらしいのよ」
とのことでした。
それ以来、涙が多くなってくると「あ、おしりがつまってきたかな?」と肛門をしぼるようになり、きれいな目を維持しています。