やっぱり大事な獣医さん選び
2015.04.05
先月、犬のケガ伸びてボサボサになっていたので毛をカットしていたら、うっかり皮膚までちょん切ってしまいました。
私は以前自分でトリミングしていたくらいなのですが、花粉症やらなんだで頭がボーッとしていたからとしか言えません。
切り取ってしまった肉は暑さ1mmくらいありました!
ショックで動揺しながらも、毛皮の下はこうなってるんだ、「皮をはぐ」ってこれなのね、と感心しながら獣医さんに駆け込もうとしたら、かかりつけの病院は改装中でお休み。
夜7時をまわりそうで、とにかくどこかに連れて行かなきゃ、でも飛び出して来たから携帯も置いてきてしまった。仕方なく確実に場所がわかっているお散歩コースの病院にタクシーで向かい、そこで処置を受けました。
ただ…
処置室から出て来た時点ですでにホチキスが取れていて、若い先生は処置室にUターン。
「え〜?大丈夫かなぁ」と思っているとすぐに戻ってきましたが、「こんなんでいいの?」という感じです。ホチキスなんて初めてだからどうあるべきかはわからないけど…このまま傷口がふさがってしまうなんて、やだな。痛い思いは、ホチキス4個X2回の8回。
2日後、信頼する先生のところに行きました。
「ホチキスは取れやすいんだけど、まぁ、このままにしておいたら?傷口を舐めてしまわないようにね」とのことで、また痛い思いをさせることもない、とそのままにして帰り、エリザベスカラーは嫌がるので、数日、首にタオルを巻いて過ごしました。
そして週末、悪魔のささやき…「タオル嫌だって言ってる。もう大丈夫だよ」(夫)
「え〜また取れちゃったら長引くんだよ」と答えたものの、「もしかしたら大丈夫かもね」
しかし、やっぱり舐めて傷口が開いてしまった!
今度は先生と相談し、3針縫ってもらいました。待合室で待っていると、「キャンキャン!」と叫び声が聞こえます。
でも、今度は大丈夫だからね。実は私、この先生は外科が得意そうだと確信があったんです。その勘は合ってたね🎶
3日後に経過チェックに行ったとき、先生の腕に感動しました。写真は撮らなかったけど。
そしてバンデージのようなお洋服を着たまま2週間。
ボール遊びや走り回るのが大好きな活発な犬なので、最後の方には退屈して限界ぎりぎり。またいたずらだ!
でも抜糸したあと、傷跡はありません!
体中が毛玉になりましたが、毛はまた伸びるのでそんなことは大した問題ではない♪
ホチキスを飲み込んでしまう犬もいるというけど、ちゃんと床に落ちていたし。
<獣医さんの腕>
目に見える表面の縫い目は見えればわかるけど、獣医さんの中には表面はきれいに縫っても、内側は雑な人もいるそうです。そうすると、皮膚の中の溶ける糸が溶けたあと、皮膚の表面を触るとゴワゴワするのだとか。
こういうことは、手術をしなければならないことになって初めてわかること。ましてや初めて行った獣医さんではわかりませんよね。
うちの犬たちは、アメリカ在住中にそれぞれ5歳の時と1歳半の時に避妊手術をしましたが、この先生の腕も抜群でした。抜糸を必要としない方法で、内側だけから閉じてあり、この傷もまったく残っていません。
<ちょっとビックリの話>
飛び込んだ獣医さんでは「たいしたことない」と言われ「え?」
かかりつけの先生も「良くあるんだよね、お手入れして切っちゃう飼い主さん」。
ほんとに?
そうだとしたら、この話を教訓に、普段から腕の良い獣医さんを見つけておいてくださいね。
カテゴリー: 生活の質・健康管理