多頭飼い⑤犬同士の関係をこじらす飼い主の“喧嘩の裁定”(下)

2015.03.28

多頭飼いをする方が増えていますが、2匹の犬が喧嘩をし、ケガをすることもあります。また、今まではちょっとしたいさかい程度ですんでいたのが、何かのきっかけでケガをするほどの喧嘩をするようになってしまった、ということもあります。

最近ご相談を受けたケースの場合、きっかけは…

①引っ越した

②病気の老犬を保護した

 

②2歳の先住犬のいる家に、病気がちの10歳の保護犬が暮らし始めたところ、仲良くできず喧嘩になります。だいたいは、先住犬が新しい犬の耳などを噛んで血が出る程度のケガをしてしまいます。

お母さんは、そもそも新しく引き取った病気の犬のことが心配という状態にくわえて、先住犬に襲われてケガをしてしまうのですから、「どうしていじめるの!」と思ってしまいます。

でも…

(見知らぬ)犬同士で、相手が病気だろうが関係ありません。先住犬からすれば、急にやってきて我が物顏に振る舞う厚かましいやつ、なんで新入りばかりお母さんにかまってもらえるの?と思うわけです。

一方、これまでろくにご飯ももらえないような飼育放棄の状態から保護された犬は、こんなに愛情いっぱい面倒をみてくれる家にきて、こんな嬉しいことはありません。こちらもお母さんの愛情をできるだけ独り占めしたいと思っています。

この2匹、「これだけはゆずれない」ということは、どちらもゆずらず、折り合いをつけるのに時間がかかりそうです。かといって放っておいたらケガする・・・お母さんがしっかり管理できないと2匹の関係は落ち着かないでしょう。

 

少なくとも1匹が成犬の場合、新しい犬を家に迎える時には「会わせ方」があります。まずはどちらの家でもない、中立的な場所で合わせて相性を見ること。初めて会うお友達の犬が遊びに来る時も同じです。

 

カテゴリー: 犬の習性と行動 犬の性質としつけ

 

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