クレート(ハウス)で自制心を養う(動画)

2015.07.14

あなたの犬は、クレート等(ハウス、ケージ、キャリーバッグ)のドアを閉めた状態で、静かにしていることはできますか?

「はい」「多分、できる」と答える方でも、実際には静かにしていられないことが多いです。

 

ハウスで育ち、ハウスに対して特別ネガティブな経験がなければ、普通犬はそこを「安心していられる寝床」と思うようになるので、邪魔されずに休みたい時や何か強いことがあった場合、自主的に入ります。

だからといって、飼い主さんの都合で「今は入っていてね」と扉を閉めらた時に、「抗議」「パニック」しないとは限らないのです。

飼い主さんの都合とは、

★来客時(見知らぬ人が苦手な場合も、人懐こくて来客に興奮しすぎる場合も)

★旅行中(例えば飼い主さんが食事に行くとき部屋で待機など)

★災害時の避難場所で

★犬のイベント

★多頭飼いの場合で1匹ずつトレーニングする場合 など。

 

いざというときのためには、普段から「ハウスは良いところ」「ハウスの中で落ち着いている」ことに慣れていることが大事です。そもそも、たとえ自分の家や慣れた場所では落ち着いていられても、初めての場所では心配になって当たり前ですから。

 

どんな時でも、ハウス(クレートやキャリーバッグ)に喜んで一時的に入っていることができると、いろいろな場面に使えます。

例えば、

★興奮状態がおさまらないとき

★ピンポンダッシュ!玄関のチャイムが鳴ると興奮して玄関に吠えてすっ飛んで行く時

 

お留守番の時、夜寝る時、掃除機をかける時、だけハウスに入れていると、飼い主さんが何もしていない時に、唐突にハウスに入れられると「出せ〜!」あるいは「オヤツくれるんじゃないの?」と吠える犬も多いです。

 

では、本当の「クレート慣れ」ってどういうこと?の参考動画をご覧ください。

 

 

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