犬のカイロプラクティック⑥施術とトレーニングの共通点
2015.03.20
先日、犬のカイロプラクティックに行ってきましたが、そのついでに私も施術を受けてきました。
人間は左右のバランスが5ミリ ずれるといろいろと支障がでてくるそうなのですが、3ミリまでは許容範囲だそうです。
今回、特に調子が悪いわけではなかったのですが、首や腰は負担が続くと調子が悪くなるので、たまる前に、と「予防」で行ってきました。
施術は首の骨1つを調節すること1回。
それだけで全体のバランスが戻りました!
「これって、私が目指してる犬のトレーニングに共通するところがるな」って思いました。
それは、一番ポイントとなるところひとつを治すことで、全体に波及する・・・ということ。
ご相談を受ける犬のほとんどは、困っていることが複数あります。複数というか、大きな一つの原因が複数の症状として表れている、とも言えます。そういう場合、「1つの首の骨」を見極めること。余計な説明や言い訳はいらず、目に見える結果がモノをいう。
その究極が、私が師匠とあがめるボブ・ベイリー。決して声を荒げず、たんたんと述べる彼の「アドバイス」は誰をも黙らせる、本質をつくものなんです。(チキンワークショップの記事を参照)
それはどうやっているのか、言葉で説明できません。どうやったらボブのようにできるようになるのかも、わかりません。
でも、そこを「治す」ことが効率的なトレーニングにつながると思うのです。
カテゴリー: トレーニング手法
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