犬のしつけ オモチャを上手に活用する
2014.02.12
今や、かご一杯になるほどのオモチャを持っている犬も多いと思います。
その中から、犬が自分の遊びたいオモチャを出してきて遊ぶ、というのも良いのですが、しつけ中の犬には、オモチャを上手くしつけに活用してみましょう。
犬、特に子犬は、噛みたいという欲求が強いので、ロープ状のオモチャといった噛んでよいオモチャは常に与えておきますが、その他にオモチャを1、2つ選んで、数日ごとに取り替えます。
例えば月曜日には、ひとつはテニスボール、もうひとつはぬいぐるみ、を与え、水曜日にはラテックスのボールと引っ張りっこ用のオモチャと交換。
このローテーションによって、同じオモチャでも新鮮さを保つだけでなく、オモチャを与えるときにおすわりをさせたり、おいで、と呼んで来たらオモチャで遊んであげたりするチャンスを作ることになります。
褒めるしつけの基本は、ありとあらゆる「良いこと」を飼い主さんと結びつけること。「飼い主さん=新しいオモチャをくれる」「飼い主さんに呼ばれる=遊んでもらえる」…ちょっとしたことですが、特にトレーニングの時間をとれなくても生活の中で自然にマナーを教えることはできるものなのです。